T-Code: SUIMやSU01、またはT-Code: SE16を使用してテーブルUSR02を参照し、存在しているユーザの検索を実施した場合、SAP GUIでログオンしているクライアントに登録しているユーザしか検索結果として出力されない。
下記の図のような場合で、Client:100にログオンし上記の方法で「SAPBASIS」というユーザを検索したとしても、検索結果は0件となる。
このような状況で検索を実施したい場合には、T-Code: DB02等から遷移できるSQL EditorまたはDB依存のCLI等を利用し、下記のSQLを実行することで全クライアントに存在するユーザIDを検索することが可能。
■SQL例
SELECT * FROM <スキーマ名>.usr02
WHERE BNAME = 'SAPBASIS'